学園長、会長より、ノートPC寄贈に対する御礼
卒業生の皆様
今日は「ごきげんよう」ではなく「ありがとうございました」との感謝の言葉から始めたいと思います。
さて、新型コロナウイルス感染症のため、いまだに世界は不安と混乱のうちにありますが、学園もまた予期せぬ出来事に翻弄させられました。3月からの突然の休校、そして相次ぐ休校の延長です。私どもは生徒の「いのちを守る」ことを第一に対処してまいりましたが、学習の遅れへの不安は募るばかりでした。急きょオンライン授業を考え、教師たちはそのための講習や互いの授業研究に取り組みましたが、進めるにあたっての最大のネックは生徒側にそれを受けるための機器があるかどうかでした。パソコンがあっても、父親がテレワークに必要としたり、兄弟が使うなどで、受け皿が十分ではありませんでした。学校のパソコンと教師からの物を提供しましたが、それでもなお50数台不足でした。機器不足のために一人でも授業を受けられないという生徒がいれば、授業開始はできないことでした。
思い余り同窓会長木下様にお願いしましたところ、とんとん拍子にことが運び、オンライン授業を始めることができました。
11回生から66回生まで、遠くは福島、近くは北九州市からと必要数を上回るパソコンが次々と届きました。今さらながら卒業生の皆様の寛大さと連帯の絆に感動したことでした。 教職員と該当生徒および保護者の方に代わって、心より御礼申し上げます。
学園の近くにお出での折りは、どうぞお立ち寄りくださいませ。
皆様の上に神の御祝福をお祈りし、お礼の挨拶とさせていただきます。
ごきげんよう。
明治学園
学園長 阿部 貞子
皆さま ごきげんよう
本格的な梅雨に入り、紫陽花が生き生き目に美しい季節となりました。
日頃から仙水会の活動にご理解と、ご協力を賜りありがとうございます。
新型コロナウイルス感染予防に伴う自粛がいまだ続く中、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、このたびはコロナの影響でオンライン授業を余儀なくされた学園から、
「もし、同窓生のお宅、又はお仕事の場などの眠っているパソコンがあれば寄付して頂けませんか。」という依頼があり、皆さまに呼びかけたところ、59台という目標を上回る数のパソコンが集まりました。
テレビニュース、新聞記事で取り上げて頂くこともできました。
学園長はじめ、各校長先生方、教頭先生方にも、大変喜んで頂くことができました。
何より生徒さん達のお役に立てたことは、嬉しい限りです。
同窓生皆さまの暖かいご協力に心より感謝申し上げます。
コロナ終息まで、まだしばらくかかりそうです。
どうぞ皆さまもご自愛下さいますように心よりお祈り致します。
まずは取り急ぎ、お礼申し上げます。
明治学園仙水会
会長 木下 孝子- By 事務局
- 2020-06-23
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